糖尿病本当に遺伝するのか

家族に糖尿病患者がいると自分も糖尿病になりやすい

実際、私の祖母が糖尿病でした。

私の母糖尿病です。父は糖尿病ではありませんでしたが44歳で早逝したので実際のところはわかりません。
私の兄弟は糖尿病はいません。

 

自分が糖尿病の診断を受けた時、やっぱりかと思いました。
ご近所の方々の話を聞いてみても糖尿病の人はほとんど自分より上の身内に糖尿病の人がいます。

 

やはり糖尿病は遺伝するのでしょうか?

 

私が血液検査で高血糖だった際、お医者さんから「ご家族に糖尿病の方はおられますか?」と聞かれました。
糖尿病など自分の事として全く関係のないことだと思っていましたので糖尿病は伝染するのか!と、一瞬思いました。

 

祖母が糖尿病だと伝えると「そうですか、糖尿病は遺伝的要素がありますから、あなたも生活習慣を見直してこれ以上血糖値を上げないようにしましょう」と言われました。
その時は「糖尿病は遺伝するのか」ぐらいの軽い気持ちで認識していました。

 

そして今まで、糖尿病自体が遺伝するというより、体質や好みが遺伝するのが原因ではないのか。
また、家族は生活環境が同じなので当然生活習慣も似てくる。
それで一見遺伝しているように見えるのだと思っていました。

 

日本人集団の2型糖尿病に係るあらたな遺伝子領域を発見

 

今年2019年
東京大学、理化学研究所、大阪大学、東北大学、岩手医科大学、日本医療研究開発機構らの研究グループは
日本人集団の2型糖尿病に係るあらたな遺伝子領域を発見したとプレリリースしました。

 

プレリリースの概要

約20万人の日本人の遺伝情報をもとにヒトゲノムの中の一塩基が変異した場所でしかもそれが集団の1%に見られるものほぼ1000万か所のうち50万〜100万か所の遺伝子型を決定し糖尿病との関連を統計的に調べたところ糖尿病治療薬の標的分子であるGLP-1(インクレチン)の受容体の突然変異など2型糖尿病の危険性を高める遺伝的変異を同定した。

 

※同定とはこの場合正体を突き止めたという表現が適切かもしれません

 

2型糖尿病の遺伝おいて日本人と欧米人に共通するかまたは相違のある遺伝子のマップを明らかにしました。

 

以上に置いて本研究は2型糖尿病い遺伝要因の理解を深めるとともに将来は糖尿病の発症予測や、発症予防につながることが期待されます。

研究の詳細
2型糖尿病は遺伝と環境によって左右されますが今まで日本人の糖尿病遺伝の理解があまりされていませんでした。
この研究に置いてU型糖尿病の危険性を高める遺伝子領域を新たに28か所を同定しました。

 

もともと日本人は欧米人に比べてインスリンの分泌が好きな意図されていましたが、インスリンの分泌を調節する経路など日本人に影響が大きい遺伝子の分子生物学的パスウエイを見出しました。

 

※分子生物学的パスウェイとは遺伝子やたんぱく質の相互作用を分子レベルで経路図としてあらわしたもの

 

結論!糖尿病は遺伝する

結論
つまり、非糖尿病の人と、糖尿病患者とでは遺伝子において違う部分があるということだと理解したのですが。
ということは健康な人でも身内に糖尿病患者さんがいる場合はことさらに生活習慣を見直さなければならないということです。

 

しかし必ず遺伝するわけではない

しかしよく考えてみると私は男3人兄弟の長男なのですが二人の弟の血糖値は正常です。健康診断で指摘されたことはないということです。次男はむしろ痛風に悩んでいます。

 

これっていったいどういうことなのでしょうか?
やはり生活習慣がかなり影響していて、遺伝は一つの要素でしかないのかもしれません。
糖尿病になるのはさまざまな生活習慣、と遺伝的要素が加わって初めて発症するのかもしれません。

 

遺伝的要素だけで糖尿病にはならない

 

逆から言えば過去を遡っても身内に全く糖尿病の人がいなくても糖尿病にはなります。
遺伝的要素があっても糖尿病にならない人もいるのです。
つまり、結局は2型糖尿病の発症原因は生活習慣が第一要因だということです。

 

 

 

 


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