糖尿病の治療

タマネギで糖尿病を治す

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タマネギはカレーや肉じゃがサラダまで様々な料理に使われるごく一般的な野菜です。
実は日本では比較的新しい野菜でタマネギが普通に家庭で食べられるようになったのは昭和になってからだと言われています。
 
しかし、ヨーロッパなどでは6000年以上前から食材としてはもとより様々な病気に効果があるとして薬としても使われていたのです。
近年日本でもタマネギの薬効成分が注目されさまざまな研究がされてきました。
その中でも注目されているのは糖尿病に対する薬効です。
実はタマネギの血糖値降下作用は多くの研究報告があるのです。
 

<日本でのタマネギ臨床試験>

 タマネギの糖尿病改善効果について初めて研究報告したのは1923年カナダのコリップという研究者です。
 
コリップは膵臓(インスリンを分泌)を摘出した犬にタマネギを与えが血糖をコントロールできることを証明しました。
日本でも糖尿病患者を対象にタマネギを使った臨床試験が行われています。
最初の臨床試験では糖尿病歴5年以上で、すでに薬物治療しているにもかかわらず血糖値のコントロールができていない症例の人11人を対象に行われました。
 
被験者にはタマネギを濃縮乾燥した(OCDT)を早朝空腹時に20粒または早朝空腹時に10粒夕食前10粒と2回に分けて20粒を毎日飲んでもらいました。
4週間後には食後2時間の血糖値が被験者の平均で281から241へと40mg/dlも下がっていました。
その後も緩やかではありますが着実に血糖値は下がり16週後には200を切りました。
 
症例ごとに見ても80%に食後の血糖値の効果が認められるという驚くべき結果が出たのです。
 
そして200をきった症例について薬物治療を中断してみたところタマネギだけで血糖値のコントロールができるようになったのです。
 
HbA1Cについても同様の低下が認められました。
 
また同時に行った脂質についての試験もLDLコレステロール値と中性脂肪の値が低下しHDLコレステロールは低下しなかったという驚くべき結果がでました。
薬と違って野菜であるタマネギは当然副作用もありません。

<タマネギの薬効成分>

タマネギはユリ科ネギ属の野菜でネギ、ニンニク、ニラと同じ仲間です。
どれも昔から薬効が高いことで知られている野菜です。
これらの野菜には硫黄成分が多く含まれています。
タマネギの薬効成分にはどうやら硫黄成分が深く関与しているらしいのです。
 
研究者によるとタマネギの薬効成分は「イソアリイン」という成分でタマネギを刻むと細胞がつぶされることでイアアリインが酵素と反応し催涙性の揮発成分となります。
この揮発成分が様々に化学反応し数百種類もの硫黄成分となります。
 
これがタマネギの辛みとにおいの成分なのです。
 
その中でも血糖値降下に作用する成分は「硫化プロピル」と言われています。
 
他にタマネギの薬効として知られている血栓を予防したり溶かす作用はタマネギの成分のなかでもにおいのないサイクロアリインという成分だということがわかっています。
タマネギにはこのほか最近よく耳にする「ケルセチン」が含まれています。
近年タマネギの抗がん作用について注目されていますが。
ケルセチンは抗酸化物質として知られるフラボノイドの一種です。
 
アメリカでもタマネギは抗がん食品として消化器系のがんに有効だとされています。
 
またタマネギのグルタチオンという成分は肝臓でアルコールなどの解毒作用に働き目では白内障のなどに効果があるとされています。
このほかタマネギには高血圧、ぜんそく、アレルギー疾患にも効果があるとされています。
 
まさにタマネギは食べる万能薬なのです。
 

<どうやってタマネギを食べると効果的か>

 
タマネギの薬効成分は辛みの成分です。薬効を望むのなら辛みの強い黄タマネギを選ぶと効果が高いでしょう。
 
多くの野菜の栄養成分や薬効成分は加熱すると失われますが、タマネギの場合はいくら加熱しても薬効成分が失われることはありません。
 
しかし調理の際に長時間水にさらすと有効成分が水に溶けだし失われるので注意が必要です。
 
特に生で食べるときは辛みを少々我慢して食べましょう。

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