難消化性デキストリン

難消化デキストリンの効果

食物繊維とは

 

糖の吸収を穏やかにするとして一番先に思い浮かぶのは食物繊維でしょう。

 

食物繊維は食物に含まれて、ヒトの消化酵素によって分解されな成分のことで、食物繊維には不溶性食物繊維水溶性食物繊維があります。

 

不溶性食物繊維は水に溶けにくい繊維質で体内の水分を保ち、便の量を増やして排便を促し体内の有害成分などを排泄させる働きがあります。
つまり腸内で水分を吸って膨張し腸管を刺激し排泄を促すのです。

 

不溶性食物繊維をはイモ類 豆類 きのこ類に多く含まれます

 

セルロースは細胞形作る成分で代表的な不溶性食物繊維です。また、キノコの主成分であるグルカンもよく知られています。

 

キャベツやレタスなど野菜に多く含まれると思われがちですが豆類、きのこ類に比べると5〜10分の1程しか含まれません。

 

手軽に食べられて不溶性食物繊維が多く含まれる食物としては次のものがあります。

 

いんげん豆 おから 栗 大豆 
納豆 モロヘイヤ 枝豆 エリンギ しいたけ
 

 

 

 

難消化性デキストリンとは?

 

水溶性食物繊維はその名のとおり水に溶け、ヌルヌルした粘性が特徴の食物繊維です。
その粘性で食物を物理的にコーティングし、糖や脂肪の吸収を穏やかにします。
またコレステロールを吸着し排泄したり、善玉菌の食料となり腸内環境を整える作用があります。

 

水溶性食物繊維には果物、野菜に多く含まれまれるペクチンがあります。
ペクチンはリンゴ、バナナ、人参、キャベツ、カリフラワー、柑橘類、いちごなどに多く含まれ、熟して柔らかくなるほどペクチンは増えます。

 

また、こんにゃくに含まれるグルコマンナンや昆布のネバネバ成分フコイダンなども水溶性食物繊維です。

 

水溶性食物繊維には天然のもの以外に人工の食物繊維としてデキストリンがあります。デキストリンとはジャガイモやトウモロコシのデンプンを加熱および酵素処理したものから消化されにくいデンプン分解物を精製・分離した人工の水溶性食物繊維のことです。

 

最近トクホなどで話題の難消化性デキストリンとは人工の水溶性食物繊維のことなのです。

難消化性デキストリンをコンセプトとしたサプリメントは現在多くの種類が

難消化性デキストリンは安全なのか

難消化性デキストリンは健康維持に非常に有効で安全性が高く、しかも使いやすい(無味無臭)として日本だけではなく世界中で使われている成分です難消化性デキストリンは1990年に米国食品医薬品局より安全と認められる食品の認証(GRAS)を受けており、日本では1992年に特定保健用食品の成分として認定を受けました。

 

多量に摂取した時に現れる副作用としては下痢ぐらいで体重1kgに対して男性で1.0g女性で1.1g以下であれば摂取しても大丈夫とされています。

 

つまり体重60Kgのの男性であれば一度に60g以上摂取すれば下痢するかもしれないというレベルなのです。

 

また、、FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議(JECFA)において ADI(1 日摂取許容量)を設定する必要がない食品成分とされています。

 

成分としての難消化性デキストリンは発売されて25年以上全世界で使用されており食品としては十分な安全性が確認されています。

 

難消化性デキストリンの6つの作用

1、糖質の多い食事と共に摂ることにより食後の血糖値の上昇が抑制されしたがってインスリンの分泌も抑えられることにより膵臓への負担が軽減されます。
しかし、食間に単独で難消化性デキストリンを摂取しても血糖値が下がることはなく低血糖を誘発することがないことが確認されています。

2、脂肪の多い食べ物と共に難消化性デキストリンを取ると脂肪の消化吸収に関与する胆汁の働きを抑制して食後の血中脂肪の上昇を穏やかにします。

3、血中コレステロール濃度と中性脂肪の濃度を下げる働きがあります。難消化性デキストリンを一日3回食事毎に10g取り続けた結果、高い中性脂肪とコレステロール値が下がったことが『日本食物繊維研究会誌』に報告されています。

4、難消化性デキストリンも水溶性食物繊維であるので当然、整腸作用もあります。善玉菌を増やし腸内環境を整え下痢を改善します。
また難消化性デキストリンを4.2gを毎日健常成人27人に2週間摂取させ続けたところ排便回数が平均週4.9回から5.9回に増え排便量も16%増加が認められました。便秘の改善にも効果が見られました。

5、難消化性デキストリンは糖や脂肪の吸収は穏やかにしますがミネラルの吸収は阻害しません。それどころか低粘度で腸内細菌に利用されやすいので、大腸でミネラルの吸収を促進することが明らかになっています。

6、内臓脂肪を減少させる効果があります。難消化性デキストリンを1日3回食事毎に10gを12週間とり続けた結果、内臓脂肪面積が減少したことが『肥満研究. 13(1)』で報告されています。

これ以外にも最近では難消化性デキストリンの免疫機能に対する効果も期待できるとして盛んに研究が行われています。

 

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